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2006年9月7日(木)
独居老人のための「愛の呼び鈴」(中国)

                     

 呼び鈴は普通玄関に設置され、中にいる人に客の存在を知らせるが、中国の「愛の呼び鈴」は逆である。つまり部屋の中にベルがあって、助けが必要なときに外にあるベルが鳴る仕組みになっている。

「大江網」(9.1)によると、こうしたベルは現在、中国の江西省南昌市の東湖区では、すでに500数戸の独居老人の家屋にこのような“愛の呼び鈴”を設置した。

 こうした対策がとられるようになった背景には、長春市の81歳の老人が家の中で死亡して、4日後に発見されることがあったり、大慶市の独居老人が家の中で死亡し、半年間発見されなかったという事件が発生するようになったからという。

 中国の高齢化社会の到来で、独居老人の数が増え、東湖区でも60歳以上の老人は4.5万人に達し、全区の人口の総計の10.6%を占め、そのうち独居老人の戸数は老人戸数の約6割を占める。
都市部での町内の人間関係は日に日に冷ややかとなり、互いに行き来しない。しかし“愛の呼び鈴”は、団結して助け合おうとする町内住民の意識を目覚めさせ、人間関係は調和がとれ、地域の親和力を強めたという。


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